日中共同市場促進会の代表の五十嵐です。
この記事を書くにあたり以前から思い出している子供の頃に習ったエピソードがあります。
ある和尚さんが小坊主たちに毒だから食べてはならないと言っていた壺がありましたが
小坊主たちはそれが気になり、こっそり和尚さんに隠れて壺の中味を舐めてみると
それは美味しい蜜であったという話です。
中国とのビジネスチャンスをまさに誰にも知られないように活かしている企業は多くあります。
政治に影響されるマスコミの報道だけをみていると
中国批判で脅威論を投げるところがある中で
世界中の企業は中国にどんどん進出しています。
日本の大企業、大商社も同じです。数兆円の予算をいただいて仕事をしているケースはレアではありません。
またこんなケースもあります。
中国に投資を受けて大成長したある企業の取り組みが素晴らしく
あるジャーナリストの方が取材すると記事がリリースされる前にその記事の発表をやめることとなりました。
その理由はまさに先に書いた昔話のようなもので
もしも中国市場の魅力がわかってしまうと自分たちのような人たちが現れるかもしれない。
それで記事のリリースをやめた企業さんがあったことを知りました。
さて、もしも私たちが誰も知らない鉱脈を探し当てたとして
それを独り占めするか、みんなとシェアするべきか考えてきましたが
私はそれを皆さんとシェアしていくべきだと考えて
プラットフォームの構築を準備してきたわけです。
もしも共同市場という事業の鉱脈を整えていくとしても一人ではできません
だからこそ、中国を愛し、中国と取引をしたい、または自分たちの事業をなんとか変化させていきたい
そのような方達を探して各地に足を運んできました。
私たちはこれまで数年に及んで日中の歴史文化交流を重ね
日中の経済交流の未来に向かっての協力、連携のためのスタイルやメカニズムを学び合い
2022年の10月31日に日中友好会館を会場にして関係各社、賛同企業の皆様と共に
日中共同市場促進会の法人化設立の開幕式を経て
CJプラットフォームの運びに至っています。
2014年の日中首脳会談の後、「一帯一路」が中国によって発表されましたが
その一帯一路が生まれる歴史的な方向性を作ってきた背景には
30年も前から「中国」と「日本」の経済界のリーダーたちが知恵を出し合うことによってその考え方があったのです。
さて、一帯一路への参加国は年々増えてきましたが
現在の参加国を紹介します。(以下の「一帯一路」参加国をクリック!)
日本の少子高齢化による国内の産業の衰退に追い打ちをかけるように
コロナやヨーロッパの有事による経済の不安定が更に影響し不景気が続く中で
昨今ルームシェアやカーシェアなどの言葉が生まれている時代に
日本の中小企業のための可能性を探るべく中国を訪問するようになり
関西の弁理士の方と四川省を訪問した時
中国や一帯一路との共同市場ならば多くの中小企業を助けることができるかもしれないと
心が熱くなったことを覚えています。
共同市場ならば知財が活かせる。
特許貧乏と言って自分たちの努力した実を維持するのに困難を覚えておられる研究者たちを助けられるかもしれないと
感動して気持ちが高揚したのを忘れません。
これまでの海外取引は資本力がある企業に有利で、為替にも常に影響されてきました。
このプラットフォームは椅子取りゲームのようで不安定なビジネスシェアではなく
中国と中小企業の直接取引による公平で安全な共同基準によるマーケットシェアができます。
中国に進出する企業も同じで
今までの歴史やつながりがあるか、資本力がある場合は仕事は有利ですが
偶然性の中で出会った繋がりの人たちとのビジネスは信頼関係構築に至る前に失敗するケースが後を絶ちませんでした。
この日本の失われた30年の停滞か衰退する景気の中で大企業は世界にマーケットを探して
それぞれの企業の雇用や成長を必死に維持してきました。
大企業ですら国内市場の限界を捉えて、海外でのビジネス展開、マーケット確保を常に努力しています。
さて、資本力や情報や人材が多くある大企業とそのようには太刀打ちできない中小企業は
これから回復、再生、成長していくチャンスはないのでしょうか?
否
そんなことはありません。
どんな時代もどんな状況でも絶望に思える時にこそ諦めずに取り組んで開かれた扉はいくつもあったわけです。
C Jプラットフォームは中国と事業を展開したい積極的な方はもちろん大歓迎ですが
たまたま、いい人と出会ったというような不安定な環境の中でのビジネスのチャンスロスを無くしていくために
中国の政府や、異業種各団体各方面とやりとりしながら安心・安全のプラットフォームをご用意します。
戦後世代、アナログでハンドメイドで時代を築き上げた団塊の世代から
Z世代と言われるITが当たり前でスマホ一つで世界と繋がってAIやロボットを活かして新しいビジネスモデルを作っていく世代をつなぐ
半分半分の感覚を持つロストジェネレーション世代(団塊の世代の子供世代)が
日本の産業のあり方をつないでイノベーションできたら、またケミストリーすることができたらと
プラットフォーム参加の世代を超えた経営会者、参加者の意見をブレインストーミングして擦り合わせながら
新しい共同基準で中国とそして世界とビジネスを展開しています。
ご参加していただく企業の皆様は
プラットフォームで計算する売り上げ、利益、投資のための試算シュミレーションをしていただき
中小企業の長所を活かして、短所を補完していくために
国内の異業種と中国の異業種各方面と連携して
共同市場における取引先確保、マーケットシェア確保、設備や研究や人に必要な投資を確保していくために
各異業種の窓口企業の皆様を募集、役割分体を展開します。
全ての中小企業の皆様に開かれている機会
どうぞこのプラットフォームをご活用ください。